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主に海外で発生している事件で、通称、人食いアメーバ(脳食いアメーバ)と呼ばれている恐ろしいアメーバによる感染で、海外では、温かい淡水や水道水を通じて感染し、命を落とす事例が実際に相次いで報告されています(一度だけでない)。
人食いアメーバと呼ばれるこのアメーバの正体は、学名を
フォーラーネグレリア
といいます。
生息場所: 世界中の温かい湖、川、温泉などの淡水に生息しています。
感染経路: 汚染された水が鼻から入り、嗅神経を伝って脳に到達します。口から飲み込んでも感染はしません(胃酸で死滅すると推定される)。
致死率: 感染すると脳組織を破壊し、致死率は約97%に達します。アメリカでは1962年から2021年の間に154人が感染しましたが、生存者はわずか4人だけです。
感染すると「原発性アメーバ性髄膜脳炎」を発症、頭痛や発熱、吐き気、嘔吐(おうと)、見当識障害、首のこわばり、平衡感覚の喪失、発作、幻覚などの症状が出るという。
その致死率の高さから、人食いアメーバ(脳食いアメーバ)と呼ばれています。
近年、アメリカなどで衝撃的な事件が複数報告されています。
2020年、テキサス州の6歳の少年が自宅付近で遊んだ後、脳食いアメーバに感染して死亡しました。
調査の結果、なんと水道水からアメーバが検出され、市が一時水道水の使用を禁止する事態となりました。
2023年、フロリダ州の住民が水道水で鼻洗浄(鼻うがい)を行ったところ、水の中にいたアメーバが直接脳へ侵入し、命を落としました。
この住民をめぐっては、フロリダ州の保健当局が先月23日、水道水を使って「副鼻腔洗浄を行った結果、感染した可能性がある」と発表していた。
2023年7月、ネバダ州の2歳の幼児が天然温泉で泳いだ後に発症し、死亡しました。
温泉のような温かい水はアメーバが繁殖しやすいため、非常に危険です。
日本での発生は海外ほどリスク他人事ではなく、日本でも1996年に佐賀県で死亡例が1例報告されています。温暖化の影響で水温が上がると、生息域が広がる可能性が指摘されており、海外の温かい淡水で泳ぐ際や、鼻うがいに未加熱の水道水を使う際には注意が必要です。